#0011 Web3.0を語る CC0 NFT DAO 編

web3

こんにちは、IZANAです。

今回は、Creative Commons Zero(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ) (以下CC0)

そして、CC0とNFT、DAOの繋がりについて書かせて頂きたいと思います。

CC0とは?

CC0を理解いただく為にまず、CCが何なのかを説明させて頂きます。

CC(クリエイティブ・コモンズ)とは、著作権のルールの事です。

例えば、みんな大好きポケモンのピカチュウのぬいぐるみを作って遊んだとします。

(詳しくは何かの権利に引っかかるかもしれませんが)この行為について特に何か

言われることは無いと思います。

しかし、その手作りのピカチューのぬいぐるみを販売して利益を得たとすると、

これは罰せられますよね。

これが通常の著作権ですが、CCの場合ピカチュウのぬいぐるみはダメだけど、絵なら売っていいよ

とか、ピカチュウをプリントした洋服なら売ってもいいよ、などの一定の決められた範囲の事なら

行って良いというルール設定の事です。

(ここでは分かりやすくするために簡単な説明にしておりますが、実際には6種類の

CCライセンスに分類されていますので興味ある方は調べてみて下さい。)

このCCに0を付ける事で、いわゆるルールが0になるという事です。

つまりCC0とは、洋服だろうが、ぬいぐるみだろうが、絵だろうが、ピカチュウを使って販売して

儲けていいですよ、という事です。(※注 CC0でも例えばポルノとか差別の表現などを禁じている場

合もありますので、そのあたりは公式を調べて下さい)

なぜ、CC0?

一旦まとめますと、CC0とは

漫画やゲーム、キャラクター、音楽などのコンテンツの製作者がCC0を宣言した場合

自由に二次創作を行ってよいですよ、という事です(※注)

この二次創作してよいですよと言う考えは、主にデジタルコンテンツが出始めてからのようです。

フィジカルに絵をコピー(創作)するとか、ぬいぐるみを作る事は技術が必要だったり

簡単な事では有りませんが、デジタルコンテンツは簡単にコピー(創作)

することが出来てしまいます。

そしてその簡単にコピーをしたコンテンツを無断で販売しているのを探し出し

イチイチ訴えていてはとても手間がかかってしまう為、二次創作として元ネタの宣伝と言う形であれば

販売させても良いのでは、と言う考えに至ったのではと推測されます。

CC0NFTとDAO

さて今回のタイトルのにはCC0 NFT DAOと書かせて頂きましたが、CC0の説明をさせて頂くことで

すべてが繋がると思います。(NFTやDAOについては別の記事に書かせて頂いております。

宜しければご確認をしてみて下さい。)

製作者が考えに考えた、愛すべきキャラクターNFTをCC0にする事で、二次創作が広がり

オリジナルのNFTの価値を高める事が出来るかもしれません。

さらにDAOにすることにより、その二次創作をすること自体にトレジャーウォレットから

お金を貰えるかもしれません。

悪い?面白い?表現をすると、私ことIZANAが、Aと言うキャラクターの盗作商品を売り出すから、

その製作費を出してくださいと、事も有ろうにAと言うキャラクターの制作会社に

お願いしに行くという事です。

そしてなぜかお金がもらえ、実際に盗作商品を売りだし、売れた利益を全て私ことIZANAが

貰えるという現代社会においては、訳の分からない関係が成立します。

それによる、Aと言うキャラクターの制作会社の利益は、キャラクターの価値の向上

そのキャラクターの世界観の価値の向上により、新しい人気キャラクターを生み出すことが

出来るなど、多彩だと思われます。

まとめ

如何でしたでしょうか?

今回は、CC0とそれに繋がるNFT DAOの話を書かせて頂きました。

Web3.0を勉強して行けば行くほど、現代のWeb2.0とは全く別の思想だという事が分かってきますし

(そもそも非中央集権と中央集権ですからね、水と油のようなものですね。)

理解が0の時は正直、こんな思想や世界は成立しないんじゃないかと思っていましたが、最近は

行けるんじゃないかと期待感が出るようになってきました。

まだまだ日本ではNFTも広がっていない状況ですが、これからも続けて勉強をしたいと思います。

それではまた次回お会いしましょう。

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