#0015 Web3.0を語る フルオンチェーン NFT 編

web3

こんにちは、IZANAです。

今回はフルオンチェーンNFTについて書かせて頂きます。

Full on chain(フルオンチェーン)を訳すと、チェーンに全て乗っている?になるんでしょうか?

今回はNFTについての話ですので、チェーンとはブロックチェーンの事で話を進めさせて頂きます。

フルオンチェーン

チェーンがブロックチェーンの事であれば、フルオンのフルがNFTのデータの事です。

繰り返しで回りくどいようですがフルオンチェーンNFTとは

全ての情報がブロックチェーンに乗っている(刻まれている)NFTの事になります。

❔、と思った方いらっしゃると思います。

私もはじめ❔と思いました。

NFTってそういう物じゃないんですか❔って。

しかし、殆どのNFTは全ての情報がブロックチェーンに刻まれていないんです。

衝撃的な事実です。

ちょっと深堀してみたいと思います。

フルオンチェーンでは無いNFTとは、とその理由

ほとんどのNFTがフルオンチェーンではない理由としてまず挙げられるのが

ブロックチェーンに刻める情報量の少なさです。

NFTで使われている代表的なイーサリアムブロックチェーンの場合なんと約47K

しか有りません(約47K?と思った方は、とても小さいと思ってください)。

その為、動画はもとより、写真などの画像も乗せる事が出来ません。

では、皆さんが買ったり、売ったり、作ったりしているNFTって何?の回答としましては

ブロックチェーン外のどこかに保存されている、画像や動画についているURL

刻まれているトークンを買ったり売ったりしているという事です。

もう少しかみ砕いて説明をさせて頂くと、

皆さんが、GoogleやYahoo!で何かを検索をする為に、ワードを打ち込んで

出てきたページ一つ一つにURLがついていると思います。

このURLはいわゆる探しているページがどこにあるのかが分かる住所のような物です。

(あくまでも雰囲気を伝えたいだけですのでIPアドレスとかの話は省きます。)

NFTの使用する画像や動画作品を保存した時にそのURLが付きます。

そのURLがブロックチェーン上のトークンに刻まれるという事です。

皆さんがNFTを出品する前提で一旦まとめます。

動画や画像の作品を作ります→パソコンやスマホや外部端子に保存をします

→保存した作品がどこにあるかを示す住所(URL)が付きます→そのURLだけをトークンに刻み

そのトークンを販売します。

これがフルオンチェーンでは無いNFTの一般的な流れであり、フルオンチェーンでは無いNFTです。

フルオンチェーンのNFT

では、フルオンチェーンのNFTとはの説明です。

2022年5月現在でフルオンチェーンNFTで有名なのが、CryptoPunksですが

CryptoPunksのNFTはジェネラティブ形式で作られております。

(ジェネラティブ形式については#0005で軽くご説明させて頂いております。)

24×24のドット絵ですので、非常に少ないデータ量=ブロックチェーンに乗せやすく(刻みやすく)

なります。(厳密にはドット絵に見えるようにしているだけとか、ブロックチェーン上のシステムを

使っているとかありますが雰囲気だけ伝えています。)

現在ではまだチェーンに載せられるデータ量が少ないですが、いずれもっと容量が上がれば

フルオンチェーンNFTは増えてくるかなと思います。

そして、今回のブログの序盤にまず挙げられるのがと書かせていただきましたが、それが

二つ目の問題の、GAS代がかかりすぎる問題です。

一説によるとフルオンチェーンNFTを作ろうとすると100万円とかかかるそうです。

しかし、この問題も時間が解決してくれるであろうというのが大方の見方です。

フルオンチェーンNFTの特徴

ここまで読んでいただいて、フルオンチェーンNFTが何となくご理解頂いたと思いますが、

最後に、フルオンチェーンNFTの特徴を書かせ頂きます。

乗せれるデータ量が少ないは、GAS代が高いわで一見良い所が無さそうなフルオンチェーンNFTですが

一般のNFTより、圧倒的に安全面は高いです。

先ほど書かせて頂いたように、フルオンチェーンNFTはデータの全てがブロックチェーン上にあり

改ざんが出来ないと言われています。

しかし、一般のNFTはURLのみ刻まれています。

確かに、ここに刻まれているURLの先にある作品は自分の物ですよ、と言う証明にはなりますが、

URL先にある作品は誰が管理しているんでしょう?という事です。

私もNFTを販売したりしていますが、作品は私のパソコンの中に保管しています・・・。

と、あえてここまでしか書きませんが安全性は圧倒的にフルオンチェーンNFTです。

そしてもう一点としましては、永続性です。安全面の観点から一般のNFTよりフルオンチェーンNFT

の方が優秀そうですが、他の物と比べてみます。

例えば、本があったとします。この本は汚したり、破いたり、燃やしたりしたらもう読めない

ですよね。

でも例えばイーサリアムブロックチェーン上にあるフルオンチェーンNFTであれば、

イーサリアムブロックチェーンが無くならい限り、消滅しない、無くなりようが無いんです。

現在過去の歴史を探ろうと思ったら、偉い歴史研究者さんが研究に研究を重ね、出した答えが

たまに間違えてたり、そもそも本当に合っているのかなんて誰にも分かりませんが、

イーサリアムブロックチェーンが無くならない限り、現代の歴史や後世に伝えたい事、

を半永久的に残せると思います。

ブロックチェーンを利用した仮想通貨、NFTなどの今の起こっているムーブメントは

もっと別のもっと有効な使われ方が出来る為の単なる前哨戦だと私は思っています。

まとめ

如何でしたでしょうか?

なんだか最後は深いところまで書いてしまいましたが、それだけブロックチェーンやそれに乗っかる

フルオンチェーンは可能性が無限大にあると思っています。

その為に私自身がもっともっと勉強をして皆様にお伝えできたらと思っております。

ではまた次回お会いしましょう。

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